インパルス板倉、オードリー若林に「どう、絶望してる?」
まだ若手のショーパブ時代にオードリーの若林さんは、インパルスの板倉さんにずっと憧れていたと言います。
*事務所はインパルスが吉本で、オードリーがケイダッシュステージ。デビュー年でインパルスが先輩、オードリーが二年後輩。
ショーパブの出番前、ルミネのライブ『5じ6じ』でインパルスのネタが観られるときは観に行っていたという若林さん。
インパルスのコントだけでなく、漫才も好きだったと若林さんは言います。
その憧れの板倉さんが、テレビに出演するようになって一年目くらいだったオードリー若林さんに、初対面の際に突然言った言葉。
「どう、絶望してる?」
テレビの世界が、「こんな世界なの?」と正直悩みながらも、誰にも言えなかった若林さんに、初対面だった板倉さんが肩をポンと叩き、「どう、絶望してる?」。
これが、出会って最初の一言目で、若林さんは「めちゃくちゃ嬉しかった」と言います。
板倉さんも、自分の経験で、観る側から実際に出る側にまわったときに色々と見えるようになり、あのときの自分のような感覚なのだろうな、と慮り、若林さんに声をかけたそうです。
また、はねトびにオードリーが出演した際、その日は春日さんがピックアップされる回で、板倉さんが、若林さんの背中を押した、というエピソードも。
最初、ロケ車で板倉さんが若林さんと普通に喋ったときに、板倉さんは、「若林は感覚が鋭いひとなんだろうな」と察知。
ロケ中、春日さんがいじられているときに、自分の隣にいた若林さんが「あ、何か言うな」と思った板倉さんは、「もったいないから、前に出て大丈夫だから」と若林さんの背中をそっと押し、結果、若林さんが爆笑をとったと言います。
このことは、若林さんもはっきりと覚えていると、『あちこちオードリー』のなかで語っていました。