伊達メガネ芸人
お笑い芸人のなかには、キャラの一つとして伊達メガネをかけている芸人さんも結構います。
たとえば、伊達メガネ芸人の代表格と言えばさまぁ〜ずの大竹さん。
デビュー後、レンズの入っていない伊達メガネをつけて出演するようになったという大竹さん。
一体なぜ大竹さんは伊達メガネをつけるようになったのでしょうか。
もともとは、さまぁ〜ずの二人が背格好も似ているので、差別化するために、大竹さんが伊達メガネをかけるようになったとか。
また、まだ若い頃は特に、コントでボケの大竹さんが老けたキャラを演じる際にも、メガネがあったほうが幅が広がる、といった理由もあったと言います。
ただ、現在は年齢を重ねた影響もあり、大竹さんは普通に度入りのメガネを使用しているようです。
大竹さん以外にも、大竹さんの影響を受けて伊達メガネをつけているというのが三四郎の小宮さん。
他に、アンタッチャブルの柴田さん、キャイ〜ンの天野さん、ナイツの土屋さんも伊達メガネです。
ちょっと古い芸能人で言えば、大橋巨泉さんやドリフターズの仲本工事さんもレンズの入っていない伊達メガネを着用。
キャラをつける意味で、伊達メガネは結構芸能界でも重宝されているようです。
ちなみに、大竹さんにしても、小宮さんにしても、ツッコミでメガネが外れやすかったり、軽くて飛びやすかったりといった笑いに活かせるかどうかが、メガネを選ぶ基準になっているとのこと。
また、小宮さん曰く、レンズの入っていない伊達メガネ芸人特有の悩みとして、収録中ケーキなどが飛んできたとき、レンズなしで突き抜けてしまうので、一瞬「あれ、レンズ入ってない?」という空気になってしまうそうです。
今後『アメトーク』で、伊達メガネ芸人という企画もあるかもしれません。