三四郎

フィレオフィッシュが雨の日に売れる理由とは

フィレオフィッシュが雨の日に売れる理由とは

直近の三四郎のオールナイトニッポンは、相田さんがお休みで、小宮さん一人の放送回。

ゆったりした一人トークのなかで、小宮さんが昔マクドナルドのアルバイトをしていたという話題に。

三四郎の小宮さんは、20歳くらいの頃に、一年ほどマクドナルでバイトをしていた経験があり、バイト中、あまりに黙々と行なっていたことから、バイトの同期の人に、「小宮さんを見ているとこっちまで暗い気持ちになりますね」と言われるほどだったそうです。

マックのバイトは、Cクルーから始まり、小宮さんは一年かけてBクルーに(遅いほうらしい)。

一方で、途中から電話出演した四千頭身の都築さんもマクドナルドのバイト経験があり、都築さんは相当の凄腕だったらしく、クルー時代に社内コンテストのポテト部門で東関東大会に進出しているほどの腕前。

都築さんのあまりのポテト作りの早さに脱帽し、ヘルプで来た人が泣いてしまったそうです。

この放送回は、途中まで結構ゆったりしてちょっと微妙な空気でもあったのですが、都築さんが電話出演してからはだいぶ面白い展開になっています。

ところで、放送のなかで小宮さんが語っていた「マクドナルドあるある」として、「雨の日にはフィレオフィッシュが売れる」という話があります。

都市伝説の類と思いきや、これは現場でも周知のことで、実際に雨の日になるとフィレオフィッシュが売れるそうですが、ただ、理由については誰も分かっていないとのこと。

調べると、雨の日の売り上げは普段と比べて1.5倍から2倍ということで、結構大きな違いが見られます。

この「フィレオフィッシュが雨の日に売れる」という説については、過去に、『水曜日のダウンタウン』でも取り上げられています。

マクドナルドの広報担当者曰く、二つの理由が考えられるとのこと。

一つは、フィレオフィッシュは、パンが蒸してあり、ふわふわして暖かいので、雨が降って冷えると売り上げが伸びるのでは、という説。

もう一つは、フィレオフィッシュは揚げ物なので、雨によって体が冷えると揚げ物が欲しくなるから、という説。

両方の理由とも、雨で冷えるから、フィレオフィッシュが売れる、という因果関係として考えているようです。

一方、ゲストの篠原ともえさんの語っていた理由が、「雨宿りで普段マクドナルドに行かない人が多く訪れ、お肉は食べないが魚なら食べる」ということから、フィレオフィッシュを選ぶ人が増えるのでは、というもの。

確かに、マクドナルドと言うと、お肉のイメージなので、ちょっと肉はあまり欲しくないという人など、普段はマクドナルドに訪れない客層が、雨宿りで訪れ、魚を頼み、普段よりも売り上げが伸びる、という法則は十分説得力があります。

因果関係をもう少し詳細に分析するためにも、雨以外に、冬場や寒い地域、気温の変化などでもフィレオフィッシュの売り上げが上がるのか調査すること。

また、別の魚関連のハンバーガーも販売し、雨の日に売れるかどうか、といったことも調べれば、より信憑性が増すのではないでしょうか。

どうやら、雨の日はフィレオフィッシュだけでなく、えびフィレオも売れるという声もあるので、やはり篠原ともえさんの説が正しいのかもしれません。