三四郎小宮のエッセイ本は?
南海キャンディーズの山里さん、オードリーの若林さん、ハライチの岩井さんなど、お笑い芸人がエッセイのような本を書くことは割と多く、その斜めな視点が絶妙で人気作となる場合も少なくありません。
岩井勇気『僕の人生には事件は起きない』
たとえば、ハライチの岩井さんが最近出版した『僕の人生には事件は起きない』も、その一つです。
これは、人生で特に面白く語れるほどの破天荒なエピソードがないと言う岩井さんの、なんでもない日常を記した日記エッセイです。
僕も読みましたが、岩井さんの斜めの視点が違和感なく発揮(無理やり斜めに見てやろう、という力みがない)され、とても面白いエッセイ集となっています。
斜めの視点と言えば、山里さん、岩井さんと一緒に「ひねくれ3」として番組を行なっていた三四郎の小宮さんは、エッセイなどは書かないのでしょうか。
先日、10月16日の『三四郎のオールナイトニッポン』で、三四郎の相田さんが小宮さんに、「小宮は何か書かないの?」と尋ねた(相田さんは連載コラムを執筆)のですが、どうやら小宮さんは、活字に残す、ということに抵抗があるようです。
小宮さんは、ツイッターなどのSNSも行なっていません。
ツイッターをしない理由について、自分が酔っ払ったりして根の部分が出ることで、とんでもないことを書いてしまうリスクがあるから、と語っています。
ツイッターとかやらない理由は、ほんとに根の部分が、やばい感じのものを持ってるわけだから、僕が。わかってるから、自制心が働いてやらない。
相当変なこと書くと思ってるから、ツイッターで。だから制御してるだけ。(小宮)
出典 :『三四郎のオールナイトニッポン』
もし小宮さんがエッセイを書くにしても、自分の半生をさらけ出すようなものは書きたくないと言います。