三四郎

格ゲーにウイイレ、三四郎小宮は生粋のゲーマーだった

格ゲーにウイイレ、三四郎小宮は生粋のゲーマーだった

お笑いコンビ三四郎の小宮さんは、学生時代生粋のゲーマーで、しかも相当強かったようです。

特に強いのが、格闘ゲームとスポーツゲーム。

格ゲーは『ストリートファイター』のザンギエフの使い手(ラジオではザンギエフ雑学を活き活きと語っていました)で、中学生のときにはゲームセンターの格ゲーで相手の大学生にコンボを決めすぎてカツアゲされた経験もあるとのこと。

同級生で友人だった相方の相田さんは、圧倒的な強さで人だかりができるほどの小宮さんの様子を、早く終わらないかな、と思いながら眺めていたと言います。

他にも、2000年頃に設置されたテニスゲーム『Power Smash』も得意で、新宿のゲームセンターでいつも『PowerSmash』をしていた小宮さんの強さから、 ネット上では「四天王」と噂されるほどでした。

相田:これ、リスナーの人は信じられないかもしれないですけど、小宮のPower Smashガチなんですよ、めちゃくちゃ強いの

小宮:本当に16連勝とかするから

相田:CPU相手じゃなくて対人プレイでね

小宮:続編のPower Smash 3だともう負ける人いなかったもんね。新宿のゲームセンターでいつもやっていたんだけど、当時、ネットでそのゲームセンターの名前とPower Smash3で調べたら「あのゲームセンターに四天王がいるぞ」みたいになっていて、そこで書かれてた『キヨスク』ってのが僕ですね

相田:あはははは(笑)

出典 : 三四郎・小宮、新宿のゲームセンターで「四天王」と呼ばれていた!?

小宮さんは、PowerSmash2を中学二年生から始め、高校時代もずっと続けていました。部活動もさぼり、ゲーセンに通って日々研鑽。負けないので連続でプレーができ、100円で6時間は行なっていたそうです。

そして、当時「新宿 タイトーステーション パワースマッシュ」と検索すると、四天王がいる、と話題になっていて、小宮さんは「キヨスク」という名前で行なっていました。

僕はゲームセンター通いはしませんでしたが、友人が会計士の勉強をしているときに一時燃え尽きてやさぐれゲーセン通いをしていたことがあり、彼は太鼓の達人にはまったそうですが、やはり「凄い奴」がいたと話してくれました。

その「凄い奴」はネットでも話題になっていたそうで、色んな世界があるんだな、と感動しました(ちなみに彼はその後一時ゲーセンを禁止し、無事会計士に合格。ゲーセンで出会ったひとと結婚し、幸せな家庭を築いています)。

小宮さんは、スポーツゲームではサッカーの大人気作『ウイニングイレブン』の達人でもあり、ウイイレ8で西東京1位という経歴も持っています。

ウイイレは、僕も一時期はまり込んでいました。

僕がウイイレと出会ったのは中学生の頃で、サッカー部の友人の家に遊びに行ったときにウイイレの世界に触れ、それまでサッカーゲームと言えば『エキサイトステージ』だった(その前はちょっと風合いは違うものの『キャプテン翼』)のですが、一気に『ウイイレ』に。

エキサイトステージは、サロンフットという室内サッカーもでき、ゴール片隅に真っ直ぐシュートしGKが飛んで止めようとしたところで跳ね返ったボールをがら空きのゴールに入れたり、GKが直接右サイドのバウンドを使って決めることもありました(なんのこっちゃか分からないひとはごめんなさい)。

キャプテン翼は、若嶋津の必殺技の三角飛び(ゴールポストを蹴ってジャンプして止める二度手間ブロック)と、日向小次郎のタイガーショットが印象に残っています。タイガーショットはディフェンダーもキーパーも吹っ飛ばしてゴールネットも突き破ったりします。

『キャプテン翼2』

それからウイイレに熱中し、大学在学中には、同級生の家に泊まって10人くらいでリーグの予選を行い、予選突破の4人でチャンピオンを決めるという大会も行いました(僕は準優勝でした)。

地元では強いと言われても、上には上がいる、という漫画的な感じが最高でした。

家で何もすることがないときは、「とりあえずウイイレでもやる?」というのが合言葉でした。