水中人工物恐怖症とは
お笑いコンビ霜降り明星の粗品さんが、霜降り明星のYouTubeチャンネル『しもふりチューブ』で、自身の恐怖症について「水中人工物恐怖症」と発言していました。
果たして、この水中人工物恐怖症とは、一体どういった心理現象なのでしょうか。
水中人工物恐怖症とは、その名の通り、海底など「水中に沈んでいる人工物が怖い」というもので、似た名称のものとして「海洋人工物恐怖症」もあります。
水中人工物恐怖症と海洋人工物恐怖症は、基本的に大きな違いはありませんが、海洋人工物恐怖症のほうが、より「海」に絞った心理現象です。
僕は海洋恐怖症というよりはSubmechanophobia(水中人工物恐怖症?)なんですけども共感できる人いませんか…??
周りに行っても全然理解されなくて…
こういうのとか恐ろしすぎます… pic.twitter.com/5F3kxRjz1t— イブクイーン (@ibuqueen55) May 7, 2019
それでは、水中人工物恐怖症の背景には、どのような心理や原因が考えられるのでしょうか。
番組内で、粗品さんは、水中の人工物を見ていると、「ここ(水中の人工物)に入ったらどうしよう」という不安心理に襲われる、という風に怖いと感じる理由についてコメントしています。
実際に、水中や海洋の人工物がどういったものなのか、画像を確かめてみましょう。
確かに、こうして水中や海底に沈んでいる人工物の画像を見ると、水中人工物恐怖症の感覚や心理も分かるような気がします。
海や湖に沈んだ街のように、今自分たちの住んでいる場所もこうなるのではないか、という恐怖心が働くのかもしれません。
生々しい不安が生じますし、苦しくなる感覚もあります。
一方、粗品さんの相方のせいやさんは、水中の人工物よりも、海底そのものや海洋生物のほうが怖い、と言います。
この海底や海洋生物が怖いという感覚も、納得できるものがあるのではないでしょうか。
YouTubeで深海の生き物を映した動画などを見ると不気味で不安な感覚に襲われます。
実際、海洋恐怖症や深海恐怖症といった言葉もあるようです。
動画 : 深海VR – 海底に降り立つ(特別版)
どちらのほうが怖いか、というのはそれぞれのトラウマなども関係しているのかもしれません。以上、水中(海洋)人工物恐怖症でした。