ラジオ全般

ラジオの放送事故の時間

ラジオの放送事故の時間

テレビやラジオの世界では、「放送事故」と呼ばれる現象があります。

ときどき芸人さんなどが冗談交じりに「放送事故やないか」と言うこともありますが、果たして放送事故に定義などはあるのでしょうか。

放送事故とは、「予定された放送を正常に行えない事態」を指します。

そして、テレビの場合、放送事故と呼ばれる主な要因として、①機械の故障、②生放送中のスタッフのミス、③自然災害、④テロや第三者による侵入、破損など、といったものが挙げられます。

テレビで放送事故が生じた際には、「しばらくお待ちください」といったテロップが表示されます。

ちなみに、タレントのハプニングなどを「放送事故やないか」と揶揄する場合、放送自体は正常に行われている(よほど重大で放送が停止するのでないかぎり)ので正確には放送事故に当たりません。

一方、映像ではなく音声だけのラジオの世界にも放送事故はあります。

ラジオの場合の放送事故は、無音状態が一定時間続く場合を指し、この基準となる時間は、5秒とも8秒とも13秒とも言われています。

いずれにせよ、10秒前後の沈黙が続くと放送事故に当たり、20秒続くとエマージェンシーテープと呼ばれるクラシック音楽が自動で流れます。