ロバート山本、はねトび時代のスタッフ激怒エピソード
フジテレビのコントバラエティ番組『はねるのトびら』は、当時相当厳しいスタッフが担当し、出演者の空気がピリピリしていたとロバートの三人が語っていました。
ロバートがはねトびの裏事情を語ったのは、オードリーの冠番組『あちこちオードリー』にゲスト出演した際のことです。
番組内では、はねトびに出演していた時代のことを振り返り、そのストイックな環境を赤裸々に暴露。
まず、毎週金曜と土曜がスケジュールとして確保され、作家さんや出演者(インパルスやドランクドラゴンもみんな集合)が一つのリハ室に集まり、座り位置まで決まった環境でネタを練ったとのこと。
集合は金曜の昼くらいで、土曜の朝6時まで籠って打ち合わせし、そのまま朝ラジオ体操、というハードなスケジュール。
また、コントの撮影は、台本上は終わりでもカメラを止めない、というルールがあり、アドリブでオチを見つけなければいけず、そのアドリブでも鍛えられたとロバート秋山さんは言います。
そして、びっくりするのが、「山本さんがロケバスで他のお笑い番組を見て笑っていたらスタッフに怒られた」というエピソード。
はねトびのロケバスに乗っていたとき、ロバートの山本さんが、同じフジテレビの番組であるめちゃイケを見て、「ふふっ」と笑ったら、「誰だ、今笑ったやつ」とスタッフが激怒。
山本さんに、「お前は刀を抜いたんだ、抜いたんだったら鞘に納めるな、今すぐ車を降りろ(高速道路)」と怒鳴ったそうです。
山本さん曰く、高速道路で、レインボーブリッジ。
ちょうど花火大会のときで、スタッフに怒られながら、花火の音がドーン、ドーン、と響き、静かなロケバスの車内は花火の光に照らされ、緊張感と哀愁が漂う状況だったようです。
まだまだ体育会系の空気が色濃い、大変な時代だったのかもしれません。