ロンブー田村淳、国会議員より知事や市長に
ロンブーの田村淳さんが、政治家になりたいという思いがあることを、オードリーの『あちこちオードリー』にゲスト出演した際に告白。
この番組では、「裸のトークバラエティ」というキャッチフレーズ通り、ゲストの芸能人が、オードリーの二人と会話しながら、本音で語り合う、というコンセプトで、田村淳さんがゲストの回も、若林さんが上手に引き出しながら、淳さんも本音でトーク。
たとえば、淳さんは若い頃から芸能界の第一線で活躍していますが、もともとは春日さんのようにプレイヤー志望。
思いっきり暴れまわりたいタイプでもあったものの、相方の亮さんとのコンビ間の役割分担(亮さんは笑顔担当)から、淳さんはMCで司会進行役を担うことが多く、結局、進行もしながら、自ら暴れ、最後に自分でまとめる、という形になっていったそうです。
実際はもっとプレイヤーになりたいのに、司会を任されることに葛藤を抱えた時期もあったという淳さん。
そのとき、アドバイスを送ってくれた恩人が、ナイナイの矢部さんだと言います。
進行が面白くないと感じていた頃に淳を救ったのが、矢部浩之(ナインティナイン)だった。特に仲の良い先輩ではない矢部から「何が嫌なん?」と隠していた感情を全て見透かされたように尋ねられた淳は、「責任ばっかり背負わされて、こんなはずじゃなかったんですよね」と、裏方志望ではなかったことや、番組の骨組みを作っても評価されないという悩みを打ち明けた。
それに対し矢部は、「テレビ見てる人はフィールドの人が面白いってなるかもしれないけど、テレビのスタッフは『淳がいたからできた』って理解してくれる人がいるから、その人たちに向かってまずやってみれば? そしたらやりがいが感じられるよ」という言葉をかけてもらったと話す。
それほど身近な関係でもなかった矢部さんだからこそ、余計に言葉が刺さったようです。
また、よく政治家転身という噂も出る淳さんに、若林さんが単刀直入、「これはもう、淳さん総理大臣になるしかないですね」と言ってみると、淳さんも、「政治家はいつかやりたい」とコメント。
「政治家はいつかはやりたいよね。ずっと濁してたの。なりたいってのは言ったことなくて、でもなりたいってフィルターで世の中を見てるっていう。(田村淳)」
出典 : 『あちこちオードリー』
ずっと、政治家になったら、というフィルターで世の中を見ていると語る淳さん。
ただし、政治家と言っても、国会議員ではなく、知事や市長といった首長がいいと淳さんは言います。
理由は、国会議員だとどうしても数の勝負になり、もともとどこかに所属して、というのも苦手な淳さんは結局少数派になる。それなら、もっと選んでもらったあいだに自由に任される、知事や市長がいいということのようです。
確かに、どこかの政党に属して国会議員として隅っこで窮屈そうにしていたり、無所属で孤立しているよりは、自分が関係を築いた町の首長のほうが、淳さんには合っているのかもしれません。
地方で活動したい、二地域居住をしたい、という気持ちは持っていた淳さん、出身は山口県の彦島ですが、移住先の候補として、福岡を考えているようです。
実は田村は、将来的に東京と福岡との二拠点生活を計画しているという。「島育ちなので、都会への憧れがものスゴく強い」なか、「一番近くにある大都会が福岡」だったので、「いずれ仕事が落ち着いてのんびりと過ごすんだったら、福岡が良いなと思っていた」そう。
そんななか、「福岡でレギュラー番組があって、色々なところに連れてってもらえる」機会に恵まれ、「那珂川市ってところに巡り会う」ことができ、「知らなかった街なんですけど、ロケしていく中で“あれ?那珂川めちゃめちゃ肌に合う”」と実感したという。
いつか淳さんが、福岡県知事や、那珂川市長になる日も訪れるかもしれません。