霜降り明星

霜降り明星せいや、文字が入れ替わる「音位転換」と例

霜降り明星せいや、文字が入れ替わる「音位転換」と例

霜降り明星のせいやさんは、会話しているときによく文字が入れ替わることがあるそうです。

先日、8月11日のラジオ『霜降り明星のオールナイトニッポン』では、女優の土屋太鳳(つちやたお)さんがとても性格がいいというトーク中に、「つちお」と言い間違え、以前も、向井理(むさいおかむ)さんを「むさいおかむ」、広瀬香美(ひろせこうみ)さんを「こうせひろみ」と間違えたと言うせいやさん。

この文字が入れ替わって発音してしまう現象について、せいやさん曰く「よくある」そうで、他にも、「狭い通路」と言おうとして「つまいせいろ」、「削りカス」のことを「かずりけす」と言ってしまうなど、言い間違えはひとの名前だけに限らないようです。

この不思議な現象は、「音位転換(おんいてんかん)」と呼ばれ、語を構成する言葉が入れ替わるというもので、英語では、「メタセシス」と言います。

この「音位転換」は主に子供に頃に見られ、日本語に限らず色々な言語で日常的に生じるそうで、原因としては、発音上言いやすい言い方に引っ張られたり、別の既存の意味に引っ張られるなどの他、原因不明の場合もあります。


子供で多い事例では、たとえば「トウモロコシ」を「トウモコロシ」、「オタマジャクシ」を「オジャマタクシ」、「ジャガイモ」を「ガジャイモ」と言い換えてしまっていることなどがあります。

大人でも、「雰囲気(ふんいき)」を「ふいんき」と言ってしまう有名な事例もあります。

個人的な体感で思い返してみると、ジャガイモの場合で言えば、見た目が「ガジャイモ」っぽいので、その物のイメージにとらわれて使ってしまう、ということもあるのかもしれません。

せいやさんは、この音位転換が生じるタイミングについて、(トークのオチに意識が向いていて、フリの段階など)あまり頭を使っていないときに無意識に出てしまうそうです。

おそらく、意識がしっかりしているときよりも、疲れていたりぼうっとしているときに、言いやすい発音や既存の別の意味、イメージなどにうっかり引っ張られて言葉が入れ替わるのでしょう。

ちなみに外来語では、「シミュレーション」が「シュミレーション」と誤読される例も有名です。