ナイツのコント
お笑いコンビのナイツというと漫才一本という印象がありますが、ライブでは、ときどきショートコントも披露しているようです。
しかし、そのショートコントを見たサンドウィッチマンの伊達さんの感想は、正直「面白くない」とのこと。
ナイツは、コントが不向き(あるいは不慣れ)なのでしょうか。
そのナイツが、サンドウィッチマンとアンタッチャブル司会の番組『お笑い実力刃』にゲスト出演した際、コントをテレビ初披露。
このコントの名前は『捜査一課長』のパロディの『そうさ副会長』です。
画像 : テレビ朝日『お笑い実力刃』(ナイツ『そうさ副会長』)
この『そうさ副会長』の内容は、おぼんこぼん師匠が殺害され、その犯人を推理する漫才協会の副会長である塙さんと、部下(?)の土屋さんという設定です。
結構な長尺で、師匠たちの名前や具体的なエピソードも登場し、ブラックなネタが盛り込まれたナイツらしいコントになっています。
ちなみに、コントの場合、ナイツの二人(もう一人別のひとも登場)でボケという感じで、ツッコミは不在、コント演劇みたいな雰囲気で、その劇を観ている観客や視聴者に委ねるようなテイストのシュールなネタでした。
番組の質問コーナーでは、ナイツの塙さんは、70歳、むしろ65歳でお笑いの世界を引退したい、と発言。
引退を希望する理由として、漫才協会の人たちを見ていると、65歳辺りで、だんだん体調や方向性の問題でコンビ間が揉め出すひとがいるので、それならいっそすっぱり辞めたい、とのこと。
また、海外に行くなど色々自由に過ごしたい、という二つが、主な理由のようです。