アメリカの番組に出演し、流暢な英語で笑いをとったお笑い芸人のゆりやんレトリィバァさん。なぜゆりやんさんはあんなにも英語がうまいのでしょうか。
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帰国子女? 映画勉強法? ゆりやんレトリィバァが英語を話せる理由
吉本所属のお笑い芸人、ゆりやんレトリィバァさんが『アメリカズゴットタレント』というアメリカの番組に出演し、ネット上でも話題になっています。
You just never know what kind of acts are gonna show up on the #AGT stage! 😂 pic.twitter.com/wbASaj5SCL
— AGT Auditions (@AGTAuditions) 2019年6月12日
ゆりやんレトリィバァさんが出演した番組『アメリカズゴットタレント』は、NBSで放送されるオーディション番組で、歌手やダンサー、コメディアンなどが賞金100万ドルをかけて競い合う番組です。
番組のオーディションのルールは、以下の通りです。
全米各地の劇場で観客を入れて行なわれる二次選考。1シーズンの初回から数回はこの模様が放送される。審査は2012年までは3人、2013年以降は4人の著名な審査員により行なわれ、演技終了後に3人以上の「YES(合格)」を得ると次の段階に進むことができる。ただし審査員1人につき赤いブザーが置かれており、ブザーを押すと舞台上部に設置されるXライトが赤く点灯。審査員全員のライトが点灯した場合は、その瞬間に演技は途中で打ち切り、失格となる。シーズン3より、多数の観客の反応が審査に影響するようになってきた。
番組内で、ゆりやんレトリィバァさんは、まず流暢な英語で審査員たちとトークを繰り広げます。ゆりやんさんの英語がうまいことは勿論ですが、この大きな舞台と異国の地で、全く臆することなく普段通りのボケで返す。
日本にいるときのゆりやんさんのスタイルを崩すことなく、でも、しっかりとアメリカスタイルにシフトチェンジしている。
番組の日本語訳を行なってくれている方がいましたが、見事に笑いを交えたコミュニケーションになっています。
日本語字幕付けました。良かったらどうぞ!2分20秒までの動画しか上げられないので3つの動画に分かれると思います。
残りはでき次第貼ろうと思います。
英語の勉強としてやってみましたので誤訳の可能性があります。ご了承ください。 pic.twitter.com/zdzp54zOjS— あじぽん (@Ajipon15838) 2019年6月12日
続きです。part2
不慣れな異国でここまでできるゆりあんさん本当に凄いですよね。 pic.twitter.com/XfFSVwLGuA— あじぽん (@Ajipon15838) 2019年6月12日
続きです。 part3
これで最後になります。
初めて字幕翻訳してみましたが良い経験になりましたし、ゆりあんさんから勇気を頂けました(^^)これからも頑張ってください応援してます! pic.twitter.com/EspeiKXngX— あじぽん (@Ajipon15838) 2019年6月12日
発音もきれいで、ほんとうに流暢な英語に驚きます。
なぜ、ゆりやんレトリィバァさんはこれほど英語が話せるのでしょうか。帰国子女であったり過去に留学の経験があるのでしょうか。
ゆりやんが英語がうまい理由とは
ゆりやんレトリィバァさんが英語が話せるのには、①「アメリカ映画で勉強」②「帰国子女が周囲に多かった」③「3ヶ月のニューヨーク滞在」という三つの理由があるようです。
①「アメリカ映画で勉強」
ゆりやんさんは、中学生の頃に映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』を観て以来、アメリカ映画にはまり、英語でセリフのモノマネをしたり、関西大学時代は映画研究会のサークルで洋画を英語で観まくったようです。
よく、おすすめの勉強法で洋画を観る、というのがありますが、ゆりやんさんもまさに洋画という趣味にのめり込んで英語も学んでいったようです。
②「帰国子女が周りに多かった」
大学に入ってから、周りに帰国子女や留学経験者が多かったというゆりやんさん。大学で出会った帰国子女の人々と話すうちに興味がさらに膨らんだそうです。
そして、特にユニークだったのが、今ドバイに住んでいるという女性。
彼女は、京都生まれ京都育ちでたった一年留学しただけで「アメリカに帰りたい」が口癖に。「オーマイガー」と大げさなリアクションをしたり、目が合ったら「オー」とアメリカ人のように言ったりと、彼女のキャラクターがツボで、彼女の真似をしていたと言うゆりやんさん。
帰国子女に囲まれた空間や彼女との出会いも英語の習得に影響。
ちなみに、ゆりやんさんが通っていた関西大学は偏差値も高い難関校ですが、高校時代に好きなひとに彼女ができ、すごいと思われたくて猛勉強したことで合格したそうです。
③「三ヶ月のニューヨーク滞在」
あるとき、バラエティ番組『世界のどっかにホウチ民』で、三ヶ月のあいだニューヨークで過ごすことになったゆりやんさん。
大学時代のアメリカかぶれの友人が教えてくれたことは、言葉に身振り手振りや表情を加えればネイティブの人たちにも伝わる、ということでした。
最初は現地の英語が早すぎて知らない単語も多く理解できなかったそうですが、臆する事なく会話するうちに、だんだん耳が慣れ、ついにはルームシェアしている子の言葉が普通に聞こえるように。
やっぱり現地で毎日英語を聞くのが大事なんだな、とゆりやんさんは実感したそうです。
以上、ゆりやんレトリィバァさんが英語が上手に話せる理由でした。
洋画で知る、短期でも留学する、というのは、英語の勉強法としても参考になりそうです。
ちなみに、てっきり「ゆりあんレトリーバー」だと思っていたのですが、「ゆりやんレトリィバァ」でした。